本文内容に関するQ&A

 

「ALL IN ONE Basic」の本文に関するご質問への回答です。一番下が最新です。

【質問】

 

教えてください。
P47の一番下にある解説です。

There are a few eggs left.
卵が少し残っている。

この「left」ですが、「動詞であるareを修飾している」とありますので、副詞としての性格だと思います。

ただし、この「left」は「leave」の過去分詞(?された)として「残された」との意味もあると思います。従って、「残された卵が少しある」として卵を修飾している形容詞としての性格ではないでしょうか。

副詞でも形容詞でも意味はほとんど同じですが、純粋に文法的な観点からお伺いします。よろしくお願いします。

 

 

【回答】
 

 There is/are <名詞> left. 

 

この構文の left は leave の過去分詞ですが、著者は left を be動詞(「存在する」という意味)を修飾する副詞と捉えています。厳密に訳すと次のようになります。

 

 1) <名詞>が、残された状態で、存在している。

 

他方、left を、<名詞>を修飾する形容詞だと考えると次のようになります。

 

 2) 残された<名詞>が存在している。

 

どちらも意味は同じですから、left が副詞か形容詞かに拘る必要はないのですが、仮に形容詞だと考えた場合、形容詞は名詞を修飾し(原則として)代名詞を修飾することはできないので、名詞の代わりに代名詞(us)が置かれた次のような英文では、 left が形容詞だと言うと理屈に反します。

 

 There were only us left in the stadium. 
 (スタジアムには私達だけしか残っていなかった)

【質問】

 

ALL IN ONE Restart において「almost プラス名詞」という使い方はできないとの解説があります。

一方、ALL IN ONE Basic の Lesson168 (4)において「It has been almost a year」とありますので、「Almost the women like ice cream.」という表現は可能なのでしょうか?

ご教示願います。

 

 

【回答】

 

almost a year の almost は名詞の year を修飾しているのではなく a を修飾しています。

a は名詞ではなく冠詞(名詞を修飾するので形容詞の一種 )です。 そして、almost が一般に形容詞を修飾するように、almost は a も修飾します。 但し、同じく冠詞である the を修飾することはできません。

ですから、Almost the women(ほとんどのその女性達) という言い方はでき ません。 Most of the women(その女性達の大半) とします。

【質問】

 

P55の「付加疑問の代用 right 自信がなくて確認する場合、付加疑問の代わりによく「right」を用います。例文(6)なら、We can't miss this opportunity, right? になります。」とありますが例文(6)は自信があって同意を求めている場合ですよね?

 

 

【回答】

 

おっしゃる通り、例文(6)は can we? を下降調で発音しているので「自信があって同意を求めている」という意味合いです。一方、例文(6)の can we? を right? に置き換えた We can't miss this opportunity, right? は「自信がなくて確認している」という意味合いですので、両者の意 味合いは異なります。

 

2行目の説明は、「例文(7)なら、No one really believes in fairies, right? になります。」 とするべきだったと思います。(重版時に改めさせて頂きます)

【質問】

 

初めてメールします。
テキスト12ページに理解できない点は、HPから質問を受け付けていただけるとかかれてありましたので質問させていただいています。
勉強を始めたところですが、「文法・語法は学習中に理解できなければ、その時点ではあまりとらわれないように」と12ペ-ジに書かれてあります。
文法は学生時も不得手で記憶が薄れ、ほぼ初めての状態の私には、内容が理解できません。(あくまで一例ですが、前置詞+名詞=副詞句となる理由が昔から分からない。そもそも理由がなく、そんなものであると言われると理系の頭には中々、入りません。)
レッスン7まで来ていますが、文法・語法が理解できないために12ペ-ジの学習法に従い、とらわれずに流している結果、文法・語法は理解できず、例文の暗記だけを行う作業になっていますがこれで問題ないでしょうか?
また、文法・語法は前述の理由から30分以上かけて熟読しても全く頭に入らず、毎日、レッスン1から見返しているため、2日かけて1レッスンも進まない進捗です。この先さらに学習速度が落ちそうですが問題ないでしょうか?
以上、ご教示いただければ幸いです。

 

 

【回答】

 

文法(=理屈)を無理に詰め込もうとしなくても、「例文の暗記だけを行う」ということだけで、十分に英語は上達します。学習者の中には、文法学習が向く人と、向かない人がいます。「向かない人」のために P140のコラムを用意しましたので、参考にしてください。コラムにも書いてありますが、「例文の暗記」はDisk 2の聞き流し音声や瞬時英訳音声を使って行ってください。単語や熟語だけでなく、英文の 構造(すなわち文法)が体得できます。

【質問】

 

P246解説についてお世話なります。表記ページのNoteですが、分詞構文が「文頭」に置かれる分詞構文と意味がほぼ同じとなってますが、訳をみると、どちらかというと、文末に置 かれる分詞構文と意味が同じに思えます。どうでしょうか。よろしくお願いします。

 

 

【回答】

 

Lesson 100の表で示している分詞構文の和訳は 「意訳(=日本語として自然な和訳)」 であり、意訳によってす英語のニュアンスを区別する ことはできません。直訳にすればニュアンスがより正確に伝わりますので、Lesson 100 の表を直訳にしてみます。次のようになります。

 

● Lesson 100 の表の「直訳(=より英語的な感覚の和訳)」

 

  S + V 現在分詞    「SはVする。ちなみにこの時(Sは)Vしているのだが」

 

  S + V 過去分詞    「SはVする。ちなみにこの時(Sは)Vされているのだが」

 

この直訳を Lesson 101 のNoteの表の和訳(この訳は直訳とほぼ同じです)と比較してみてください。

Lesson 101 の分詞構文は、主語の直後に置かれているので、主語を補足する形容詞的な役割も含まれていますが、Lesson 100 の分詞構文 は主語から遠い文末に置かれているので、そのような役割はなく、あくまで文の補足をするという副詞的な役割です。

【質問】

 

素晴らしいテキストをありがとうございました。 わかりやすい解説で、頭の中を整理することができました。 瞬間英作文の練習に使っていますが、とてもやりやすいです。 いくつか質問がありますのでよろしくお願いします。

1、P.124 ①の例文ですが、同じ意味で、have kept と現在完了を使うと、間違いになりますか?

2、P.208 ①の例文ですが、be finished Ving の finished は、形容詞なのですか?

3、P.420 ①の例文ですが、lesson181 のように、~twice that of Los Angeles としても大丈夫ですか?

 

質問は、以上です。よろしくお願いします。

【回答】

 

1、P.124 ①の例文ですが、同じ意味で、have kept と現在完了を使うと、間違いになりますか?

 

 【過去形】     Sorry I kept you waiting so long.

 

 【現在完了形】  Sorry I've kept you waiting so long.

 

 現在完了形 (have kept / 've kept) が間違いだとは言えませんが、過去形 (kept) の方が一般的です。

 

 ここでは、相手が現在はもう 「待ってはいない」 という状況です。

 現在完了形の場合、現在もまだ相手が 「待っている」 という解釈が可能ですが、過去形の場合は、今ではもう 「待っていない」 という解釈しかないので、過去形の方がここでの状況をより正確に表しているからです。

 

 

2、P.208 ①の例文ですが、be finished Ving の finished は、形容詞なのですか?

 

 テキストでは他動詞(Vt)と見なしていますが、形容詞と考えることもできます。

 

 他動詞と考えるのは、have finished Ving の have が be に置き換えられたと考える場合です。

 

 他方、形容詞と考えるのは、be finished with Ving の with が省略されたと考える場合です。

 

 be finished Ving と同じ意味の be done Ving の done もまた、他動詞とも形容詞とも考えることができます。

 

 

3、P.420 ①の例文ですが、lesson181 のように、~twice that of Los Angeles としても大丈夫ですか?

 

 はい。以下のように言い換えが可能です。

 

    Its population is twice that (= the population) of Los Angels.

【質問】

 

Lesson 121 (1) の of which の文ですが、
region と the economy の間にカンマを入れるのはダメでしょうか?
名詞が2つ続いてしまうので、とても不自然に感じてしまいます。
カンマを入れることで読みやすくなりますが、これは日本人的な視点なのでしょうか?
 
色々調べていると
a region of which the economy is
という表現もなくはない、とありました。
但し、あまり一般的ではないようですが。
 
前置詞+関係代名詞がとっても苦手だったのですが、 
ALL IN ONE BASIC と出会って、まだまだ修行は必要ですが、かなり理解できるようになりました。
本当にありがとうございます。

 

 

【回答】

 

ネイティブもまた、名詞が2つ続く Lesson 121 (1) の形は、少し理解しづらいと感じます。
そこで、おっしゃるように  a region, the economy of which  is ...  とカンマを入れることもあります。このカンマは、非制限用法としての役割ではなく、一呼吸置いて理解しやすくするための表記上の工夫です。カンマを入れても入れなくても、ネイティブは region と the economy の間で一呼吸置きます。
 
この 「<先行詞> <名詞> of which …」 という形は、構造がわかりづらいので、他でお調べになった  a region of which  the economy is ...  という形と同様に、あまり一般的な言い方ではありません。 一般的ではないのにもかかわらず  Lesson 121 の(1)の例文でわざわざ取り上げているのは、「かなり一般的な言い方」 である例文(2)~(4)の 「<先行詞> <部分詞> of which …」 をスムースに理解するための重要なステップだからです。

ちなみに、a region of which the economy is という表現の of which は 「すなわちそれの」 という形容詞句で、後ろの the economy を修飾しています。 形容詞句が後ろに置かれた the+名詞 を修飾するというのは、文法的に正しくない修飾方法ですが、実際には用いられています。

【質問】

 

Lesson14の(3)の例文につきまして

こんにちは、毎日Basicを勉強させていただいております。詳しい解説により、少しずつですがしっかりと理解できていることを実感しております。

質問があるのですが、Lesson14の(3)の例文において、
読み下し訳では「いかなる人でも賛成ですか?」となっており、意訳では「誰か賛成の人はいますか?」となっています。

読み下し訳のほうは「賛成が圧倒的多数」のニュアンスがあり、意訳のほうは「反対の人が多数の中で、賛成の人はいるか」というニュアンスに感じます。

つまり、正反対のニュアンスに取れるのですが、この読み下し訳からどのように意訳へと持っていけば良いのでしょうか。
自分で文が作れるよう、その考え方のプロセスを教えていただけますと助かります。

 

【回答】

   Does anyone agree?

anyone の訳語「いかなる人」とは、「 いかなる人も(例外でないが)」「 誰でも(かまわないが)」という意味です。


よって、Does anyone agree? は直訳すると、「いかなる人でも[どんな人でも、誰でも](かまわないが)賛成ですか?」になり、意訳すれば 「誰か[どなたか]賛成の人はいますか?」になります。

この文は純粋に「賛成の人がいるか否か」だけを尋ねています。

anyone に「いかなる人でも」という和訳を当てているのは、それが anyone の本来の意味であり、この意味は「肯定文」「否定文」「疑問文」を問わずに当てはまる、ということを学習者に知ってもらうためです。以下の3つの文において anyone の意味が同じであることを確認してください:

【肯定文】
Anyone can do it.
[直訳]いかなる人でもそれができる。→[意訳]誰だって(例外なく)それができる。

【否定文】
I didn't talk to anyone.
[直訳]私はいかなる人とも話さなかった。→[意訳]誰ともしゃべらなかったよ。

【疑問文】
Can anyone do it?
[直訳]いかなる人でも[誰でも](かまわないが)それができますか? →[意訳]どなたか、それができる人はいますか?

【質問】

 

Lesson 1(2)


25頁のin the afternoon がなぜ副詞句になるのか理解できません。

 

 

【回答】

24頁の表に書かれているように、前置詞は名詞と結びついて副詞句か形容詞句になります。ですので、in the afternoon は副詞句になるか形容詞句になるかのどちらかです。


仮に形容詞句になると考えた場合、直前の名詞を修飾することになるので、直前の名詞 kids を修飾し、kids in the afternoon で「午後の子供達」という解釈になります。しかし、これは意味的におかしいので、消去法で、in the afternoon は副詞句、ということになります。


副詞、副詞句というのは名詞以外のことばを修飾する(=具体的に補足・説明する)語句の総称です。動詞句  take care of the kids は「子供達の面倒を見る」という意味ですが、子供達の面倒を見るのか「いつ」のことなのかを in the afternoon(午後に)が説明しているので、動詞句を修飾する副詞句、ということになります。

【質問】

 

Lesson 131の例文(2)

 

【回答】

burst は A-A-A タイプ(原形、過去形、過去分詞が全て同じになる)の不規則動詞で、過去形も burst です。

【質問】

 

Lesson 128の例文 (1)


「*」において、consulted に合わせて、副詞節も signed と過去形にするとの説明がある以外、学生時代に学習したいわゆる「時制の一致」について触れているところが見当たりません。簡潔な解説をこのコーナーに掲載していただければ幸いです。

 

 

【回答】

時制の一致は、学習する意義が乏しいので、基本編の「ALL IN ONE Basic」でも、応用編の「ALL IN ONE」でも、意図的に省いています。


一般に、日本の英語教育において教えられている「時制の一致」とは次のような内容だと思います。

 

   彼は、本国に帰りたい、と言った。
  ○ He said (that) he wanted to go home.
  × He said (that) he wants to go home.


 【解説】
  日本語の「本国に帰りたい」は現在形ですが、wants と現在形にしてはいけません。「言った」という過 去形動詞 said の従属節中に置かれているので、時制の一致を受けて過去形にする必要があるからです。

しかし、上記の説明は、日本語をそのまま英語に置き換えようとすることから生じる、英語の論理を無視した「不必要な説明」だと思います。


つまり、英語の論理は単純で、「本国に帰りたい」というのが「彼」のいつの時点での願望なのかを考えます。それは彼の「現在の願望」(wants)ではなく、過去の時点(彼が発言した時点)での願望(wanted)であることは明らかです。ですから、過去形を使う、というそれだけのことです。Lesson 128(1)の signed も、過去の話をしているのだから、現在形で sign とするのではなく、過去形で signed とする、ということになります。

学ぶ価値のある「時制の一致」というのがあるならば、次のようなケースだと思います。但し、これは、英語がかなり流ちょうに操れるようになってから学ぶべき高度な内容で、ALL IN ONE Basic(や ALL IN ONE)で優先的に学ぶべき事ではありません。

  あなたはご自分のお名前を何とおっしゃいましたっけ?
  ○ What did you say your name was?
  △ What did you say your name is?

 

【解説】
  名前というのは過去も現在も変わらないのだから、過去だけを示す was ではなく is にするのが道理です。しかし、What did you say で過去形を使っているので、それに引きずられて is を was にしてしまうということが頻繁に起こります。これが「時制の一致」です。is にすると間違い、というわけではありませんが、was にするネイティブが多いのが事実です。

ちなみに、上級者向けの文法まで学べる ENGLISH EX では、「時制の一致」という項目があり、十分な説明がしてあります。

【質問】

ALL IN ONE Basic 購入して学習中です。大変面白く進めさせて頂いております。
さて、本日のメールは一寸気になったことが有ったためです。
本書214ページの worth Ving の品詞は形容詞と成って居ますがこれは前置詞ではないですか。形容詞はworthwhileと出ています。worthyも出ています。

 

【回答】

worth Ving は全体として「形容詞句」になりますので、[Vocabulary]欄には [形] と表記しています。
worth だけですと前置詞です(辞書には worth は「形容詞」と書かれていますが、後ろに名詞や動名詞をとるので worth は前置詞と覚えてください)。


worth Ving を「形容詞(句)」と覚えておくと、以下の2つの点で役に立ちます。

1.形容詞(句)だから、be動詞の補語に置いて使うことができるとわかる:
 
   This proposal is worth considering. (この提案は検討する価値がある)

2.形容詞句だから、名詞の後ろに置いてその名詞を修飾できるとわかる:

   a proposal worth considering (検討する価値がある提案)

   * 形容詞句 worth considering が名詞 proposal を修飾している。
 

【質問】

【Lesson 33 例文3 について】


Lesson 29の過去完了形の解説によると、「過去完了形には過去の一時点が必要」とのことだったと思うのですが、この文には過去の一時点がありません。
どのように考えれば良いか、もう一歩詳しく説明していただけますと大変助かります。

 

【回答】


この例文は、物語の一部が切り取られて掲載されたもの、と考えてください。起点となる過去の一時点はそこに書かれていないだけで、この例文の前に存在しています。

それから、この例文を「過去形」にした場合、「過去完了形」と意味がどう異なるのか、という点にも注目してください。そうすると、過去完了形の意味がより深く理解できます。

【過去形】 The meat went bad and the bread went hard.

肉は腐り、パンは硬くなった。(*「変化」を述べている)

【過去完了形】 The meat had gone bad and the bread had gone hard.

肉は腐ってしまっていて、パンは硬くなっていた。(*「状態」を述べている)

【質問】

【Lesson 20 例文3 について】


「通常、どの航空会社を使っていますか?」が Who do you usually fly with? となっており、単語欄でも取りあげられていますが、「航空会社」のことを Who と言えるのでしょうか?


【回答】


Who do you fly with? と Who を使うのは極めて自然な表現です。この表現は、近年の大学入試センター試験の対話文で出題された英文でもあります。TOEICテストのリスニング・セクションでも出題されそうな英文です。「(今度の旅行では)どこの航空会社を使うの?」と、近未来のことを尋ねるのなら、Who are you flying with? とします(この現在進行形の用法は、Lesson 23で学習します)。

ちなみに、「誰と一緒に飛行機で行くのですか?」という質問をする場合は、Who are you flying with? と言うよりも、Who's going [coming] with you?(誰が一緒に行くの?)とか、Is anyone going [coming] with you?(誰か一緒なの?)と言う方が一般的です。

【質問】

【 Lesson119(前置詞で終わる動詞句の目的語)とLesson122(副詞句の一部) 】

一度精読しましたが、瞬時英訳を目指して再読中です。

Lesson122④のfall in love withを動詞句ととらえて、
Linda is the girl (that) Mike fell in love with とするのは誤りですか?


また逆に、たとえばLesson119①について、
Every boy with whom Linda goes out is slim and good-looking としてはいけませんか?

 


【回答】


Lesson122④を、Linda is the girl (that) Mike fell in love with. としても全く問題ありません。

Lesson199①を、Every boy with whom Linda goes out is slim and good-looking. としても問題ありませんが、より堅い文体になります。

「前置詞+関係代名詞」は書き言葉で、一般的には、「関係代名詞+~+前置詞」を優先する、と覚えておいてください。

【質問】

【Lesson47 例文7】


このようなシチュエーションでは、日本語では意訳のように端的に「宅配のピザ」と言うと思うのですが、ここの英語では「ピザが配達された状態にしてもらう」という言い方になっています。これは、実際に英語ではこのシチュエーションではこのような言い方をするのか、それとも文法項目上「have O Vp.p.」を学ばせるためにあえてこのようなまわりくどい言い方になっているのでしょうか?
(和英辞典には、宅配ピザがhome-delivered pizzaと載っておりましたが、どちらの方を良く使うのでしょうか?)

【回答】


「have O Vp.p.」という文法上の重要事項を学んでもらうことが第一目的ですが、have pizza delivered(ピザを宅配してもらう)という表現は、ネイティブが使う自然な表現です。本書では、ネイティブが使わないような不自然な英語表現は一つも出てきませんので、安心してください。
have pizza delivered と home-delivered pizza のどちらの方がよく使うか、という質問については、使う場面が異なるので、どちらとは言えません。
「ピザを宅配してもらう」という動詞句を使って文章を作る場合は、have pizza delivered を選択するし、「宅配のピザ」という名詞句を使う必要がある場合は、home-delivered pizza を選択する、ということです。
例文7の場合は、前者の動詞句を使った方が、文が作りやすいのでそうした、ということです。

【質問】

【Lesson 154 例文5】


否定形のcouldn'tは一般に「できなかった」という過去を表すと書いてありますが、
Lesson153の表では、能力・可能の否定形に「できないだろう」と載っています。
これについてもう少し解説をお願い致します。

【回答】

 

couldn't には、以下の2つの意味があります。


1.(過去に)…できなかった
2.(現在・未来に)…できないだろう

どちらの意味になるかは、原則として、話の前後関係・文脈で決まります。例文5は文脈がないので、1にも2にも解釈が可能ですが、過去の話しをしているという想定で和訳されています。

他方、肯定形の could は、通常、「(現在・未来に)…できるだろう」という意味で用います。

この点が、could は助動詞の中で使い方が最も難しい、といわれる所以です。

【質問】

【Lesson 159 例文3】


例文の補足説明に「veryではこれができません」と書いてありますが、to以下の省略ができないという意味だと思うのですが、そもそもその必要はあるのでしょうか?
日本語でも普通に「Bettyがそんなことを言ったはずがない。彼女はとても礼儀正しいのだ。」と言えば後半が理由になっていることがわかると思いますし、理由を述べていると明確にするなら、理由の副詞節として「Betty couldn't have said that because she is very polite.」のようにすれば、too~to構文の後半省略にしなくても表せるような気がするのですが、それではダメなのでしょうか?

 

【回答】

 

She is very polite. でもかまいませんが、She is too polite. とした方が、「彼女がそんな事を言うはずがない」というメッセージが繰り返されることになり、その分、話し手の感情がより強く表現されます。話し手が自分の感情をどれだけ強く伝えたいかで、She is very polite. にするか、She is too polite. にするかが決まります。

【質問】

【Lesson 88 例文1】

 

if節は「主節のことが起こるための条件」のように思っていたのですが、この文ではそうはなってはおりません。
「(普通なら気にするだろうに)私が言うことを気にしないというなら、君は失礼だ」のような意味にはならないのでしょうか?

【回答】


この例文の仕組みを詳しく説明すると、if節(if you don't mind me saying so)が主節(You were kind of rude)を修飾しているのではなく、if節が修飾している主節は「省略」されています。

if節が修飾しているのは、以下の I would like to say you were kind です。

If you don't mind me saying so, I would like to say you were kind of rude.
もし私がそう言うのを君が気にしないなら、わたしは君がちょっと失礼だったと言いたい。

そして、この文の I would like to say が省略されると、次のようになります。

If you don't mind me saying so, you were kind of rude.
もし私がそういうのを君が気にしないなら、君はちょっと失礼だったよ。

そして、最後に、You were kind of rude を前に持って来て、結論を先に出すと、以下になります。

You were kind of rude, if you don't mind me saying so.
君はちょっと失礼だった、と、もし私がそういうのを君が気にしないのなら(そう言いたいところだよ)。


ちなみに、ご質問のような意味に解釈されてしまう危険性はありません。if you don't mind me saying so は一種の決まり文句で、この例文のような使い方をすることをネイティブはみんな知っているからです。
 

【質問】

はじめまして。ALL IN ONE basic 本当に素晴らしいユニークな参考書です。どのような問題集、参考書をやってみても、結局さいごは音読をしよう、というオチになるので、それであればこの書籍がいちばん英語学習に向いていると思います。

質問なのですが、

Lesson 13 ②After all,we can't do everything by ourselves.
こちらのcan't がcanに聞こえます。ネイティブは聞き分けられるのでしょうか?もしくはこのセンテンスならcan'tしかない。となるのでしょうか。

Lesson 111 ②The question is whether we have the will to do it.
questionはproblemでは不適切ですか?

Lesson 119 ③ This is like the home Luke Skywalker lived in in "Star Wars".
homeはhouseだと不適切ですか?

Lesson 159 「couldn't have Vp.p」「can't have Vp.p」は「mustn't have Vp.p」は使えないのですか?

Lesson 171 Wouldn't it be nice if we could celebrate Christmas together?

wouldn'tはwouldではだめでしょうか?

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それでは、1番目の質問から順に回答します。

Lesson 13 ② After all,we can't do everything by ourselves.
こちらのcan't がcanに聞こえます。ネイティブは聞き分けられるのでしょうか?もしくはこのセンテンスならcan'tしかない。となるのでしょうか。

【回答】
確かに、can と can't は日本人には難しい聞き分けですが、ネイティブには聞き分けは容易です。
't があるかないかを聞き分けようとするのではなく、can の音の強さと長さ、に注目してください。
強く長く発音されていれば否定形の can't、弱く短く発音されていれば肯定形の can です。
ここでいう強く長く、弱く短く、は主語の発音の強さとの比較で判断します。
つまり、we can't の場合は、we よりも can't の方が音が強く長く、逆に、we can は we に比べて can の音が弱く短く発音されます。
以下の動画の 2:39 からの説明も参考にしてください。
https://goo.gl/M7UBJj


Lesson 111 ②The question is whether we have the will to do it.
questionはproblemでは不適切ですか?

【回答】
question と problem としてもかまいません。


Lesson 119 ③ This is like the home Luke Skywalker lived in in "Star Wars".
homeはhouseだと不適切ですか?

【回答】
不適切とも言い切れませんが、home と house は若干意味が異なります。

home は、住処(すみか)を表します。(a house or apartment where a person or a family lives)
house は、建物 だけを表します。(a building in which a person or a family lives)

この例文の話し手は、「これは、Luke Skywalker が暮らしていた住処に似ている」と言っています。


Lesson 159 「couldn't have Vpp」「can't have Vpp」は「mustn't have Vpp」は使えないのですか?

【回答】
「mustn't have Vp.p.」 は使えません。ついでに言うと、「can't have Vp.p.」は日本の文法参考書にはよく出てきますが、「couldn't have Vp.p.」ほど使われません。(ですから、テキストでは couldn't have Vp.p. が先に書かれています)


Lesson 171 Wouldn't it be nice if we could celebrate Christmas together?
wouldn'tはwouldではだめでしょうか?

【回答】
以下のように、意味が変わってしまいます。

Wouldn't it be nice if we could celebrate Christmas together?
クリスマスを一緒に過ごせたとしたら素敵じゃない?

Would it be nice if we could celebrate Christmas together?
クリスマスを一緒に過ごせたとしたら素敵でしょうか?

【質問】

【Lesson 35, 36 の表】

 

高校三年生です。
AIO Basic、とても感動致しました。文法は、中高6年間しっかり(?)やってきて、文法問題で高得点を取っていて、文法問題はやらなくて良いと言われてきたのですが、最近何故か基本的な文法事項が抜けてる気がして、とりあえずおさらい出来そうなこの本を買って、やっている途中なのですが、基本事項がとても抜けてることに気がつきました。この本の基本事項の圧倒的な網羅性に驚いているところです。
(受験英語の文法の網羅性という意味ではなく、英語という教科の下地である『文法』の網羅性という意味です)
さらに、この本をやっていけば、4技能伸びるのではないかと、密かに確信しております。(4技能試験は受けませんが…)
英語の勉強が楽しくなりそうです。

さて、質問に入らせていただきますが、
L35とL36の表の、lookのto Vbの△と、feelの名詞の△の部分、何故△なのでしょうか?L35の表の名詞の△は、(注)のことを言っているのかなと思ったのですが…
例文にも入っておらず、説明もないので、質問させていただきましたが、まだ途中までしかやっていないので、何処かに書いてあったらすみません。
返信よろしくお願いします。

【回答】

ご丁寧な感想を頂き、ありがとうございます。回答が遅れて大変申し訳ありません。

さて、Lesson 35 の表についてですが、look, seem, appear, sound はいずれも条件付きで補語に「名詞」をとることができます。


その条件とは(注)に書かれているように、補語が「形容詞付きの名詞」、すなわち「形容詞+名詞」になる場合ということです。△という印がついているのは、通常はダメだが例外もある、という意味に解釈してください。ここでは、無条件に名詞がとれるわけではないので注意してくださいという意味です。
look が補語に「to不定詞」をとる場合については、× としてしまってもよいのですが、look to be … (…になりそうだ)のような例もあるので△にしています。 


また、Lesson 36 の表の feel の場合も、補語に名詞を置くことは × としてしまってもよいのですが、feel a new person(自分が生まれ変わったかのように感じる)という「形容詞+名詞」の例もあるので △ としています。

英語にかなり慣れるまでは、表の△の用法は使わない方が無難だと言えます。

https://www.aio-basic.com/blank-yqz9b

 

【質問】

Lesson 51-4 (髪を短くしたいんです)は
I’d like to cut my hair short.
ではまちがいですか?

【回答】

この例文は、美容院/理髪店で、客が美容師/理髪師に向かって、「髪を短くしたい」と言っているのですが、I'd like to cut my hair short. という表現は、主語の I(客自身)が cut my hair short(髪を短く切る)と聞こえてしまいます。「髪を短く切る」のは主語の I ではなく相手のyouですから、次のように言うか、

 

I want [would like] you to cut my hair short.

Could you cut my hair short?

Can you please cut my hair short?

または、youを登場させずに「髪が短く切られることを望む」とテキストのように言うか、


I'd like my hair cut short.

I want my hair cut short.

もしくは、haircutという名詞を用いて、シンプルに次のように言います。


I want a short haircut.
I'd like a short haircut.

ちなみに、I want to [would like to] cut my hair short. という言い方は、美容師/理容師に対してではなく、友人や家族に対して「髪を短くしたいんだ」と言う場合では、(たとえ自分自身で髪を切らなくても)使われています。

【質問】

Lesson 53 ④ 

let you borrow ではなく borrow you ではまちがいですか?

I'm never going to borrow you my car again.

 

【回答】

​間違いです。

borrowは「貸す」ではなく「借りる」という意味です。

また、borrowは、borrow you my car というように「二重目的語」がとれません。

lend(貸す)は lend O' O(O'にOを貸す)という二重目的語がとれるので、次のように言うことでほぼ同じ意味になります。

I'm never going to lend you my car again.

ちなみに、両者のニュアンスの違いは、

I'm never going to lend you my car again. が「君には二度と貸さない」
I'm never going to let you borrow my car again. は「君には二度と貸してやらない

で、前者は「相手に貸さない」という単なる宣言ですが、後者は「相手が望んでもそうはさせない」という意味で、より厳しい(嫌みな)言い方です。

 

【質問】

Lesson 143 ④
今まで、完了形は自分のイメージだと「幅がある」感じで捉えていて、過去の一点や未来の一点が示されている中で「その点までの幅のある事柄」を完了形で表す、ように思っていました。実際、Lesson 143の中の他の例文はそのようになっていると思います。
ところが、4番だけは、whenの中に完了形があります。whenは過去完了などで「一点を示す」ときに使われていたと思い、日本語訳を見ても「読み終えた時には」と未来の一点を示しているように感じます。
when you finish reading とかにすると同じ意味になると思うのですが、一点を示すwhenとともに完了形が使われるイメージがわきません。どのように理解すれば良いでしょうか?
また、過去完了でもwhenの中で使うこともあるのでしょうか?(それとも、この文のように未来完了の代用の現在完了の中だけですか?)

 

【回答】

完了形は、現時点(現在完了形の場合)、過去の一時点(過去完了形の場合)、未来の一時点(未来完了形の場合)までの「幅がある事柄」を表すのではなく、現時点・過去の一時点・未来の一時点という「一時点(=一点)における状況」を述べます。但し、同時に、それが以前に行った・起こったことの結果としてそうなっているということを表します。

現在完了形は「過去にあることをして[あることが起きて]、今に至っている」

過去完了形は「より以前の過去にあることをして[あることが起きて]、その過去の一時点に至っている」

未来完了形は「以前にあることをして[あることが起きて]、その未来の一時点に至っている」

という意味で、このようにまずは大まかな意味で捉えることが大切です。

練習として、現在完了形の例文で、この意味を確認してみましょう:

She has written her third novel.
彼女は(過去に)三作目の小説を書いて今に至っている。→ 彼女は現時点で三作目の小説を書いて(書き終えて)いる。

He has been dead for two years.
彼は(過去に)deadになり今に至っている。そしてその期間は2年だ。→ 彼は亡くなって現時点で2年になる。

I have been there four times.
私は(過去に)そこに存在して今に至る。そしてその回数は4回だ。→私はそこへ行った回数が現時点で4回だ。

このように、現在完了形は、全て「現在」の一点のことを(過去との結びつきの中で)述べています。
これを過去の一時点にシフトしたものが「過去完了形」であり、未来の一時点にシフトしたものが「未来完了形」です。

Lesson 143-4の  when you have read his biography. の have read は、will have read という未来完了形が、副詞節(when ~)の中で現在完了形に置き換わったものですが、この will have read も「(それ以前に読み始めて)その未来の時点で読んでしまっている(=読み終えている)」という未来の「一時点」を状況を表しています。

 

 

【質問】

Lesson 86 ⑥に関して

this Friday の前にはon は必要ないとのことですが、これはthisが金曜日を特定しているため、onが不要という意味でしょうか。その場合thisの品詞は何になるのでしょうか。

また、on Fridayに書き換えることは可能でしょうか。

【回答】

thisの品詞は形容詞でFridayを修飾しています。Lesson 2の[Note]の2番目の表(P30)に書かれているように、「前置詞(in, on, at)+ this [next, last, every, tomorrow+ 時の名詞」における前置詞(in, on, at)は省略されます。「時の副詞句」を作る「前置詞」は省略されやすく、特に、this, next, last, every, tomorrowのような修飾語が付いて句を形成する場合は必ず省略されます。

Lesson 86⑥の例文では、this Friday は on Friday に置き換えが可能です。
その理由を説明すると、まず、on Friday(金曜日に)は、次の3通りの解釈が可能です。

1.「今度の金曜日に」(this coming Friday とも言う)
2.「この前の金曜日に」(last Friday とも言える)
3.「毎週金曜日に」(on Fridays と言うのがより一般的)

1~3のどれに解釈するかは、文の時制や文脈で決まります。
Lesson 86⑥は looking forward to meeting you が「未来」の1回限りのことを表しているので、この文で on Friday を用いると、1の this (coming) Friday と解釈されます。ですから、ここでは、on Friday = this (coming) Friday になります。

ちなみに、next Friday は(仮に今日が月曜日~木曜日であっても)、一般的には、「来週の金曜日」(Friday next week)を意味しますが、「今度(=今週)の金曜日」(this coming Friday)の意味で使うネイティブもいるので、どちらを指しているのか、念のために相手に確認する必要があります。

 

 

【質問】

Lesson 176 ⑦,⑧に関してご質問がありますが、

副詞の位置に関してですが、⑦に関しては「take less」、⑧に関しては「least expect」 となっております。

副詞は自動詞の場合→動詞の直後に副詞を配置し、他動詞の場合→目的語の直後に副詞を配置しするので、⑧に関して、expect them the leastになるのは理解ができますが、なぜ他動詞の前に副詞を置くことができるのでしょうか。

また最上級の副詞で動詞修飾の場合は、特定できないのでtheを付けない方が一般的なのでしょうか。

目的語の後にはexpect them the leastとなっておりますので、theの付ける場合、付けない場合の目安もご教授頂ければ幸いです。

 

【回答】

you least expect them(= you expect them the least)の least が修飾する動詞 expect の前に置かれている理由についてですが、least(最も…ない)は「否定的」な意味をもつため、準否定語のhardly, scarcely, rarely, seldomが、またonlyが、動詞の前に置かれるのと同じ感覚で、least もまた動詞の前に置かれることがあります。

1.The tax hits those who can least afford it.
 (税金とは、それを負担する余裕がもっともない人達を直撃する)
  
2.Which job would you least like to do?
 (どの仕事が一番やりたくないですか? )

  例文の引用元: https://www.ldoceonline.com/dictionary/least

それから、leastが動詞を後ろから修飾する場合に theを付けるか否かについてですが、theを付ける方がより一般的です。その理由については Lesson 174の⑦の例文の前に書かれている説明を読んでください。